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脇指 小林伊勢守国輝 延宝六年二月日
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刃長/
39.7cm
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反り/
0.91cm
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元幅/
3.45cm
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元重/
0.68cm
保存刀剣鑑定書付/195万円
国輝は、初代河内守国助の四男で、三男の兄は肥後守国康であり、中河内(国助二代)の弟になる。
寛文十一年(1671年)に伊勢大祿を受領し、翌年十二年には伊勢守となり、正徳頃まで存命している。この頃、大阪には、綺羅星の如く名工が集っていた。井上真改、津田助広をはじめ一竿子忠綱や越後守包貞など二代国助も含め新刀を代表する刀工達である。ただ、やはり『大阪=商人の町』という性格の表れか、これらの大阪新刀には脇差が多く見受けられる。
この頃の風俗の参考資料として、井原西鶴の著書が上げられるが、やはり登場する刀剣・外装類には脇差が多い。この脇差は、大阪新刀図譜に所載されているように、国輝の平脇差では代表作で、鍛は小板目詰み、地沸つき、地景がしきりに入る。刃文は焼幅深く、小湾れ刃を焼き、互の目交じり太い足入り、刃縁に荒い沸深くつく。
茎には、延宝六年二月日の年紀を草書体風に切っている。小林伊勢守国輝は、御弊形をした中心で有名であるが、御弊形となるのは元禄年間になってからである。この作は伊勢守を受領して数年経った円熟した頃の作品で、元禄以前の延宝年紀であり、御弊中心にはなっていない。
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